新しいデザインのお札が今月3日に出ました。
お札の紙は「ミツマタ」という木の皮からできています。昔は日本でミツマタを生産していましたが、今は少なくなりました。このため、ネパールなどから輸入しています。
ネパールのカトマンズの倉庫に、日本の新しいお札に使うミツマタの木の皮がたくさん置いてあります。ネパールの人たちが、皮のカビや汚れなどをきれいに取っていました。
お札のニュースを見たネパールの人は「一生懸命につくったミツマタが日本でお札になって、とてもうれしいです。お札を触ってみたいです」と話しました。
ミツマタを輸入している日本の会社の人は「ネパールのミツマタが日本の経済の役に立っています。新しいお札を見たら、ネパールの農家の人たちのことを思い出してください」と話しています。