23
日に
東京 品川区の
火事が
起きた
住宅で、30
代の
母親と2
歳から6
歳の
子ども3
人の
合わせて4
人が
死亡しているのが
見つかりました。4
人とも
刃物による
切り傷が
あるということで、
警視庁は、24
日に
現場検証を
行うとともに、
煙を
吸って
病院に
搬送された
父親の
回復を
待って
事情を
聞く方針です。
23日午後1時半ごろ、品川区戸越にある2階建ての住宅で、「焦げ臭いにおいがしてドアに鍵がかかっている」と訪ねてきた親族から、消防に通報がありました。
消防隊が到着したときには、火は消えていて、焼けたのは1階の床およそ3平方メートルでした。
警視庁によりますと、1階の寝室で、この家に住む高波冬美さん(37)と、小学1年生で6歳の後藤鈴さん、それに保育園に通う3歳の玲ちゃんと、2歳の信ちゃんの親子4人が死亡しているのが見つかったほか、40代の父親が煙を吸って病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
亡くなった4人とも、胸や首に刺し傷や切り傷があり、室内からは凶器とみられる刃物が見つかったということで、警視庁は、24日に現場検証を行うことにしています。
高波さん夫婦は5月に離婚しましたが、同居は続いていました。
23日は、保育園から「子どもが来園しておらず、高波さんと連絡が取れない」と親族に電話があったということです。
これまでの調べによりますと、外部から侵入された形跡はないということで、警視庁は、父親の回復を待って事情を聞くなど、詳しいいきさつを調べることにしています。