台湾の外交部(外務省)は4日、世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である世界保健総会が今月開催する会合への招待を「まだ」受けていないとした上で、参加を目指す意向を表明しました。
台湾は中国の反対でWHOに加盟できず、こうした状況が新型コロナウイルスへの世界の対応に格差を生じさせていると批判しています。
米国は台湾がオブザーバーとして総会に参加することを支持しています。
WHOは現時点で、コメント要請に応じていません。
政府・外交筋によると、中国の反対により、台湾が総会に参加できる可能性はかなり低いです。