今季限りで引退の意向を示している男子テニス元世界ランク1位のラファエル・ナダル選手が30日、母国スペインでのマドリード・オープンの男子シングルス4回戦で敗退し、大会に別れを告げました。
ナダル選手は過去のマドリード・オープンで5回の優勝を果たしています。今大会前は不調を抱えながらも、必ずもう一度出場したいと話していました。
3回戦までは予想外の快進撃を続けたものの、4回戦ではチェコのイジー・レヘチカ選手に5―7、4―6のストレートで敗れました。
試合後の記者会見で「きょうは感慨深い日。マドリードに別れを告げるという、忘れられない日だ」「これまでに一番たくさんの愛と応援を受け取った場所だ」と語りました。