埼玉県の6つの市や町の消防局では、病気やけがの人を病院に運ぶ救急車の仕事が、7月からとても多くなりました。新型コロナウイルスがうつった人や、熱中症の人が増えたためです。
救急車は、病院に運んだあと消防署に戻らないで、続けて別の場所に行くことがあります。水を飲んだりトイレに行ったりする時間がないこともあります。
このため消防局は、コンビニの会社と話をして、仕事の間に救急車がコンビニに寄ることができるようにしました。制服を着ていても、店で買い物をしたり、トイレを使ったりすることができます。
消防局は「救急車がコンビニに止まっていると、しっかり仕事をしていないと思うかもしれませんが、そうではありません。仕事の間の短い時間に利用しています」と話しています。