Actualités japonaises: オランダの医師体外受精に無断で自分の精子 49人出産

オランダの医師いし体外たいがい受精じゅせいに無断むだんで自分じぶんの精子せいし 49人にん出産しゅっさん

Apr 14, 2019 08:04

Furigana

オランダで不妊ふにん治療ちりょうのクリニックの院長いんちょうだった男性だんせい医師いしが、治療ちりょうを受うけた女性じょせいに無断むだんで体外たいがい受精じゅせいに自分じぶんの精子せいしを使つかい、49人にんの子こどもを産うませていたことがわかりました。男性だんせい医師いしはほかにも子こどもを産うませていた可能かのう性せいがあり調査ちょうさが進すすめられています。この男性だんせい医師いしはオランダのロッテルダム近郊きんこうにあった不妊ふにん治療ちりょうのクリニックの院長いんちょうで、２に年ねん前まえに89歳さいで死亡しぼうしました。

ＡＦＰえいえふぴ-通信つうしんなどによりますとこのクリニックで不妊ふにん治療ちりょうを受うけ体外たいがい受精じゅせいで産うまれた子こども本人ほんにんやその両親りょうしんが子こどもたちと医師いしの容姿ようしが似にていることに気付きづき、医師いしの遺族いぞくを相手あいてに裁判さいばんを起おこして関係かんけい性せいを明あきらかにするよう求もとめていました。

その結果けっか、医師いしのＤＮＡでぃ-えぬえいの提供ていきょうを受うけて鑑定かんていを進すすめたところ、49人にんの子こどもについて親子おやこ関係かんけいが認みとめられたということです。

このクリニックは1980年代ねんだいから90年代ねんだいにかけて地域ちいき最大さいだいの精子せいしバンクとして知しられていたということで、この頃ころに産うまれた子こどもたちはすでに20代だいから30代だいになっています。

子こどもやその両親りょうしんを支援しえんするＮＧＯでは医師いしが治療ちりょうを受うけた女性じょせいに無断むだんで自分じぶんの精子せいしを体外たいがい受精じゅせいに使つかっていたとしていて、医師いしがほかにも子こどもを産うませていた可能かのう性せいがあることから、クリニックを利用りようした人ひとたちに検査けんさを呼よびかけるなど調査ちょうさが進すすめられています。