フランスのパリで15日午後7時ごろ、ノートルダム大聖堂が火事になりました。建物の真ん中の部分がひどく燃えて、高さ90mの細い塔や、建物の屋根の半分以上が落ちました。10時間ぐらいが過ぎたころ、火は大体消えました。
火事になったとき大聖堂は閉まっていたため、観光に来た人は中にいなかったようです。
大聖堂では、去年4月から建物を直す工事をしていました。消防は、大聖堂の屋根の裏から火が出たと考えていますが、原因はまだわかっていません。
近くの店にいた女性は「歴史がある建物なので、私たちはショックを受けています」と話していました。