ロシアと日本の大学などのチームは去年7月、シベリアの凍った土の中から「ホラアナライオン」の赤ちゃんを見つけました。ホラアナライオンは、1万年ぐらい前にいなくなったと言われる動物です。
見つかったホラアナライオンは、体の長さが40cm、重さが800gぐらいです。生まれたばかりの雌の赤ちゃんで、3万年ぐらい前に生きていたと考えられています。このホラアナライオンは、前に見つけた3つよりきれいで、毛や皮、脳、心臓なども残っていました。
近くの場所では、3万年ぐらい前のオオカミの頭も見つかりました。このオオカミも、骨や筋肉だけではなくて目や舌などもきれいに残っていました。