米台湾に戦車100両超など武器2400億円余売却へ中国けん制 - Easy News

アメリカのトランプ政権せいけんは台湾たいわんに対にたいし、100両りょうを超こえる戦車せんしゃや地ち対空たいくうミサイルなど、日本にっぽん円えんでおよそ2400億おく円えんの武器ぶきを新あらたに売却ばいきゃくすることを決きめました。貿易ぼうえき問題もんだいなどで対立たいりつする中国ちゅうごくをけん制けんせいするねらいがあるとみられ、中国ちゅうごくが強つよく反発はんぱつすることは避さけられない見通みとおしです。アメリカ国務省こくむしょうは８はち日にち、台湾たいわんに対にたいして戦車せんしゃ108両りょうや携帯けいたい式しきの地ち対空たいくうミサイル250基きのほか、関連かんれんする弾薬だんやくなど合あわせて22億おくドル余あまり、日本にっぽん円えんにしておよそ2400億おく円えんを売却ばいきゃくすることを決きめ、議会ぎかいに通知つうちしました。

トランプ政権せいけんはこれまでも、台湾たいわんに対にたいしてミサイルや戦闘せんとう機きの部品ぶひんなど合あわせて22億おくドル余あまりの売却ばいきゃくを決きめていますが、一いち度どに決定けっていした武器ぶきの売却ばいきゃく額がくとしては今いまの政権せいけん下かでは最大さいだいとなります。

国防こくぼう総省そうしょうは声明せいめいで「台湾たいわんが地域ちいきの脅威きょういに対応たいおうする能力のうりょくを高たかめることを支援しえんするもので、この地域ちいきの基本きほん的てきな軍事ぐんじバランスを変かえることはない」と説明せつめいしています。

今回こんかいの売却ばいきゃくは、台湾たいわんへの圧力あつりょくを強つよめる中国ちゅうごくに対抗たいこうするため装備そうびの近代きんだい化かを進すすめる台湾たいわんの蔡英文えいぶん総統そうとうの求もとめに応おうじた形かたちで、トランプ政権せいけんとしては貿易ぼうえき問題もんだいなどで対立たいりつする中国ちゅうごくをけん制けんせいするねらいがあるとみられます。