「殺人スズメバチ」の異名で知られるオオスズメバチ1匹の死骸がこのほど、米ワシントン州シアトル近郊のメアリーズビルで見つかりました。米国でオオスズメバチの姿を確認したのは今年初めてです。
当該の死骸は乾燥しており、見つかった時期も6月初旬と例年より早いです。そのため「前のシーズンの古いスズメバチが今になって発見された」可能性もあると州農務省の昆虫学者は記者会見で指摘しました。
オオスズメバチは米国では侵略的外来種に当たり、国内で初めて発見が報告されたのは2019年です。人やペットを襲うのは身の危険を感じた時だけだが、攻撃に使用する針はミツバチのものより長く、毒性も強いです。刺された箇所が傷になって残る場合もあります。