30
日午前、
大阪 岸和田市の
大阪地方検察庁の
支部の
前で
保釈が
取り消され
収容される
予定だった49
歳の
女が、
制止する
事務官を
振り切り
待機していた
男の
運転する
車に
乗って
逃走しました。
地検は、
警察の
協力を
得て、
2人の
行方を
捜査しています。
検察庁によりますと、30
日午前11
時前、
大阪 岸和田市に
ある大阪地方検察庁岸和田支部で、
保釈が
取り消され、
収容のため
呼び出しを
受けていた
岡崎公栄被告(49)が「
荷物を
取りに
戻りたい」
などと
言い、
事務官の
立ち会いのもとで
外に
出ました。
しかし岡崎被告は、庁舎の前に待機していた男の運転する車に乗り込んで車を急発進させ、制止しようと前に立ちはだかった事務官を振り切って逃走しました。この際事務官は車にはねられ、手や肩に軽いけがをしました。
検察庁によりますと、岡崎被告は無免許で車を運転してけが人が出る事故を起こし裁判中でしたが、保釈決定が取り消されたため、30日、収容に向けた手続きの説明を受けていたということです。
2人が乗った車はあずき色で、検察は警察の協力を得ながら、公務執行妨害などの疑いで行方を捜査しています。
近所の人「びっくりしている」
大阪地検岸和田支部のすぐ近くで働いている女性は「仕事をしていたら大きな声が聞こえたので、外に出ると検察庁の入り口の近くで男性1人が路上に倒れていました。その後は、すぐにパトカーが3台くらい集まってきました。近くでこういうことが起きて、びっくりしています」と話してました。
また、近くに住む男性は「窓の外を見たら、人が倒れていました。早く捕まえてもらいたいです」と話していました。