WFPによりますと、マダガスカル南部では過去40年間で最悪の干ばつに見舞われていて、114万人以上が食料不足に陥っています。
そのうち、1万4000人は危機的な状況にあるということです。
地元住民:「朝、私はこの虫の皿を用意します。水がほとんどないので、できる限りきれいにします。他に食べるものがないし、雨が降らないので、種をまいても収穫できず、私と子どもたちは毎日この植物を食べ続けて8カ月になります」
現地を視察したWFPのビーズリー事務局長は、「干ばつの原因は気候変動によるものだ」としたうえで、「この地域は気候変動の引き金となることをしていないにもかかわらず、今、彼らは最も高い代償を払っている」として、国際社会に対して支援を呼び掛けました。