日本の
探査機「はやぶさ2」の、
小惑星の
砂が
入っているとみられるカプセルが
地球に
帰還し、オーストラリアで
回収されました。JAXA=
宇宙航空研究開発機構によりますと、カプセルは
早ければ7
日夜、
遅くに
飛行機でオーストラリアを
出発して
日本に
向かうことになっています。
探査機「はやぶさ2」のカプセルは、
日本時間の6
日未明オーストラリアの
上空で
流れ星のような
火球として
観測され、
地球に
帰還しました。
カプセルはパラシュートを開いてオーストラリア南部の砂漠地帯に着地し、現地に入っていたチームが回収しました。
カプセル回収を受けて、JAXAは記者会見を開き、「はやぶさ2」の津田雄一プロジェクトマネージャは、「ただいま帰ってきました。カプセルは完全な状態でパーフェクトだった。100点満点で1万点だ」と喜びを語りました。
カプセルには小惑星の砂が入っているとみられ、JAXAは7日、カプセルの中のガスを現地の本部に設置した装置で分析することにしています。
そして、早ければ7日夜遅くにカプセルは飛行機でオーストラリアを出発し日本に向かうということです。
オーストラリアから日本まで10時間以上かかると見込まれていて、到着後は神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に運び込まれることになっています。