厚生労働省によると、去年10月、日本で働く外国人が204万8675人いました。前の年と比べて約12%増えました。日本で働く外国人は、2013年から増え続けていて、初めて200万人より多くなりました。
いちばん多いのは、ベトナム人で約51万8000人です。次は、中国人が約39万7000人、フィリピン人が約22万6000人でした。
在留資格で比べると、日系の人や日本人と結婚している人が多くて、約61万5000人でした。研究の仕事をする人など専門の技術を持った人は約59万5000人、技能実習の人は約41万2000人でした。
働く外国人の問題に詳しい専門家は「日本人は毎年80万人以上減っています。どの産業も働く人を集めることが大きな問題になっています」と話しています。