能登半島地震の
被災地で
自宅や
車中泊など避難所以外で
避難生活を
続ける人が
多くいる
中、
石川県は
避難の
全体像を
把握して
災害関連死を
防ごうと、
避難情報の
登録を
呼びかけています。
県は避難所以外で生活する被災者に支援情報を届けようと、先月、専用の窓口を設置して避難先などの情報の登録を呼びかけていて、県庁内にある郵便局には呼びかけのチラシも置かれています。
登録はLINEで「石川県」を友だちに追加して、専用フォームに避難先や住所、氏名などを入力することで完了し、今月1日時点で8257人が登録しています。
登録は電話でも受け付けていて、県の情報登録窓口「0120ー247ー001」で毎日、午前9時から午後6時まで登録することができます。
県によりますと、今月2日時点で県内の自治体が把握している避難者の数は、2次避難所や自宅なども含めると、およそ2万1000人で、先月上旬のピーク時と比べると1万人以上、少なくなっていますが、実際には情報がなく行政が把握できていない避難者がいるとみています。
県デジタル推進課の番匠啓介課長は「避難者情報を登録してもらうことで避難の全体像を把握し、行政の目を行き届かせ、災害関連死を防ぎたい」と話しています。