「ライドシェア」が、東京の23区と武蔵野市、三鷹市で始まりました。タクシーの運転手ではない人が、自分の車に客を乗せて運びます。日本のライドシェアは、タクシー会社が運転する人と契約して、研修や管理を行います。
8日の出発式には、タクシー会社や斉藤国土交通大臣などが出席しました。そのあと、5つの会社の9台の車が出発しました。
ライドシェアを利用するときは、アプリで車を予約してお金を払います。料金はタクシーと同じぐらいです。
運転する女性は「いつもは介護タクシーを運転しています。仕事がない時間にライドシェアをしたいと思います」と話していました。
国は、タクシーが足りなくて困っている場所や時間で、ライドシェアを行うことを認めています。これから横浜市や名古屋市、京都市などでも始まる予定です。