捜査そうさ関係かんけい者しゃによりますと、顔かおに粘着ねんちゃくテープのようなものが巻まきつけられ、手ては縛しばられていたということで警察けいさつは容器ようきと事件じけんとの関連かんれんや詳くわしい状況じょうきょうを調しらべています。

死亡しぼうした男性だんせいの身元みもと判明はんめい

16日にち、那須なす町まち伊王野いおうのの林道りんどう脇わきを流ながれる川かわの河川敷かせんしきで全身ぜんしんが焼やけた状態じょうたいで2人にんが遺体いたいで見みつかり、警察けいさつは何者なにものかが遺体いたいを遺棄いきしたとみて捜査そうさしています。

警察けいさつによりますと、死亡しぼうした1人にんは本籍ほんせきが東京とうきょう 台東たいとう区くで住居じゅうきょと職業しょくぎょうはいずれも不詳ふしょうの宝島たからじま龍太郎りゅうたろうさん（55）と確認かくにんされました。

捜査そうさ関係かんけい者しゃによりますと、遺体いたいの顔かおには粘着ねんちゃくテープのようなものが何なん重じゅうにも巻まきつけられ手てはひも状じょうのもので縛しばられていたということです。

さらに遺体いたいのそばには携行けいこう缶かんのような容器ようきが置おかれていたことが、現場げんばを目撃もくげきした人ひとへの取材しゅざいで新あらたにわかりました。

現場げんばは那須なす町まちの中心ちゅうしん部ぶから南東なんとうに10キロほど離はなれた山やまあいの場所ばしょで、日にち中ちゅうでもほとんど人通ひとどおりはありません。

遺体いたいは16日にち午前ごぜん7時じ前まえに現場げんばを車くるまで通とおりかかった男性だんせいが最初さいしょに見みつけましたが、そのときは燃もえていたということで、警察けいさつはもう1人にんの身元みもとの確認かくにんを進すすめるとともに詳くわしい状況じょうきょうを調しらべています。

目撃もくげきした60代だい男性だんせい“携行けいこう缶かんのような容器ようき 落おちていた”

遺体いたいが見みつかった現場げんばを見みたという那須なす町まち森林しんりん組合くみあいの組合くみあい長ちょうを務つとめる60代だいの男性だんせいは、「5～6メートルほど離はなれた場所ばしょから遺体いたいを見みたが遺体いたいの近ちかくに携行けいこう缶かんのような容器ようきが落おちていた」と話はなしていました。