震度7観測の石川志賀町水道が出にくい状況が続く - Easy News

能登のと半島はんとう地震じしんで震度しんど7の揺ゆれを観測かんそくした石川いしかわ県けん志賀しか町まちでは、今いまも水道すいどうが出でにくかったり、建物たてものの修理しゅうりのめどが立たたなかったりする状況じょうきょうが続つづいています。

県けんなどによりますと、能登のと半島はんとう地震じしんで志賀しか町まちでは合あわせて5400棟むね余あまりの住宅じゅうたくが倒壊とうかいするなどの被害ひがいが出でていて、断水だんすいも発生はっせいしました。

断水だんすいは先月せんげつ上旬じょうじゅんまでにすべての地区ちくで解消かいしょうしましたが、富来とぎ地区ちくにある本光寺ほんこうじでは、敷地しきち内ないの配管はいかんが壊こわれ、今いまも水みずが出でにくい状況じょうきょうが続つづいていて、業者ぎょうしゃに修理しゅうりを依頼いらいしているものの順番じゅんばんを待まっているということです。

この寺てらでは門もんや倉庫そうこの屋根やねの瓦かわらが落おちる被害ひがいも出でていますが、これについては業者ぎょうしゃの手配てはいがつかないため修理しゅうりのめどが全まったく立たたず、一部いちぶでは雨漏あまもりしているということです。

住職じゅうしょくの妻つまの佐藤さとう優子ゆうこさん（69）は「水みずが出でにくい状況じょうきょうが続つづいていて食事しょくじを作つくる際さいなどに困こまっています」と話はなしていました。

また、同おなじ富来とぎ地区ちくの冨とみ地ち恵子けいこさん（61）は自宅じたくの敷地しきちにある100年ねん以上いじょう前まえに建たてられた6つの土蔵どぞうがすべて全壊ぜんかいし、壁かべの表面ひょうめんがはがれ落おちて内側うちがわの土どがむき出むきだしになり、雨あめが降ふるたびに内部ないぶにしみこんでいるということです。