▽10日から始まった最初の段階は午前中の3時間程度、
▽次の段階は午前中から午後3時ごろまでの6時間程度、
▽そして3段階目は授乳の機会が多い午後3時ごろから翌朝まで18時間程度
と徐々に長い時間を母親とは別の部屋で過ごします。
母親と2頭が
▽部屋の中をうろつき回るなど落ち着きがなくなったり、
▽えさを食べなくなったりといった変化があれば、
前の段階に戻すなどして別々の暮らしに慣れさせるということです。
動物園は10日ほどで独り立ちとなる最終段階に移行したいとしていて、その後も双子の2頭は一緒に暮らすことにしています。
一方、1頭で暮らすことになる母親のシンシンは、父親のリーリーとの間で次の繁殖に向けた準備を進めることにしています。
動物園によりますと、メスのジャイアントパンダは、春ごろや、子育てが終わって早ければ数か月後に発情期を迎えるため、シンシンの行動やホルモンの変化を確認しながら、発情期を見計らってリーリーと同居させるなど繁殖に取り組んでいくことにしています。