将棋「王将戦」第6局藤井五冠防衛か羽生九段最終局持ち込むか - Easy News

将棋しょうぎの八はち大だいタイトルの1つ、「王将おうしょう戦せん」の第だい6局きょくが佐賀さが県けんで始はじまり、藤井ふじい聡さとし太たい五ご冠かん（20）がタイトル防衛ぼうえいを決きめるか、挑戦ちょうせん者しゃの羽生はぶ善治よしはる九きゅう段だん（52）が最終さいしゅう局きょくに持ち込もちこむか、注目ちゅうもくされます。

「王将おうしょう戦せん」第だい6局きょくは、佐賀さが県けん上峰かみみね町まちに対局たいきょく場じょうが設もうけられ、藤井ふじい五ご冠かんが入室にゅうしつしたあと羽生はぶ九きゅう段だんが盤ばんの前まえに座すわりました。

対局たいきょくは11日にち午前ごぜん9時じに始はじまり、先手せんての羽生はぶ九きゅう段だんが飛車ひしゃ先さきの歩ふを突つくと、後手ごての藤井ふじい五ご冠かんも同様どうように歩ふを動うごかし、その後そのごは大だい駒こまの「角かく」を交換こうかんして互たがいに駒こま組くみを進すすめていました。

藤井ふじい五ご冠かんは、今年度こんねんどすでに叡あきら王おう、棋聖きせい、王位おうい、竜王りゅうおうの防衛ぼうえいに成功せいこうし、「王将おうしょう戦せん」は今年度こんねんど5回かい目めのタイトル防衛ぼうえい戦せんです。

一方いっぽう、羽生はぶ九きゅう段だんは、これまでに獲得かくとくしたタイトルが歴代れきだい最多さいたの通算つうさん99期きを誇ほこり、今回こんかいの「王将おうしょう戦せん」を制せいすと、100期きの大台おおだいに乗のります。

2人にんは、タイトル戦せんとしては今回こんかいの「王将おうしょう戦せん」が初はつ顔合かおあわせで、藤井ふじい五ご冠かんがここまで3勝しょう2敗はいとして防衛ぼうえいまであと1勝しょうに迫せまっています。

また、第だい5局きょくまではいずれも先手せんてが白星しろぼしを挙あげていて、タイトル獲得かくとくに向むけてあとがない羽生はぶ九きゅう段だんは、先手せんて番ばんとなる今回こんかいの対局たいきょくに勝利しょうりし、最終さいしゅう局きょくに持ち込もちこみたいところです。

第だい6局きょくの勝敗しょうはいは12日にち午後ごごに決きまる見通みとおしです。

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