そして、台湾について「外部勢力の干渉と独立の分裂活動に断固反対し、祖国統一のプロセスを揺るぎなく推進する」と強調し、アメリカなどをけん制するとともに改めて統一に向けて強い意欲を示しました。
去年の共産党大会を経て党のトップとして異例の3期目に入った習主席は、今回の全人代で関係の近い人物で要職を固め、3期目の新しい体制を本格的にスタートさせました。
中国の全人代は13日午前、習近平国家主席らが出席して、ことしの経済成長率の目標を5%前後とした政府活動報告や、去年より7.2%多い国防費などを盛り込んだことしの予算案などを承認して閉会しました。
閉会にあたって、国家主席として中国で初めて3期目に入った習主席が演説し「今世紀半ばまでに社会主義現代化強国を全面的に建設する」などと「強国」ということばを繰り返し強調し、みずからが掲げる目標の実現を訴えました。
そして、台湾について「外部勢力の干渉と独立の分裂活動に断固反対し、祖国統一のプロセスを揺るぎなく推進する」と強調し、アメリカなどをけん制するとともに改めて統一に向けて強い意欲を示しました。
去年の共産党大会を経て党のトップとして異例の3期目に入った習主席は、今回の全人代で関係の近い人物で要職を固め、3期目の新しい体制を本格的にスタートさせました。