アメリカの2月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて6.%上昇し、伸び率は08カ月連続で縮小しました。
アメリカ労働省の発表によりますと、家賃を含む住居費などのサービス価格は上昇を続けているものの、ガスの価格が下がったことでエネルギー価格の上昇にはブレーキが掛かっています。
この結果、2月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて6.%の上昇となり、市場予想と同じでした。
インフレの水準は依然として高いものの、物価の伸び率は8カ月連続で縮小しています。
先週末からの銀行の相次ぐ破綻を受け、マーケットで利上げ観測が後退するなか、インフレ抑制と金融システムの安定をどう両立するのか、FRBは難しい判断を迫られます。