太平洋のクロマグロについて世界の国が話し合う会議が福岡県でありました。クロマグロはすしなどで人気があるまぐろで、取りすぎて前より少なくなっています。このため、来年からまだ小さいクロマグロは取る量を半分にしようという案を日本が出していました。
4日、会議でこの案が決まりました。来年から9つの国などが、30kg未満の小さいクロマグロは取る量を2002年〜2004年の平均の半分にすることにしました。
小さいクロマグロを取る量を少なくして、大きいクロマグロを2015年〜2024年で今の約2倍の4万tぐらいにしようと考えています。
農林水産省の宮原正典顧問は「どうやって取った量を調べるかなど、これから細かく決めていかなければなりません」と話しました。