厚生労働省の中にあるレストランで4日と5日、認知症のお年寄りが働くイベントがありました。認知症は覚えたり考えたりすることが難しくなる病気です。
4日は65歳から91歳までの7人が、客の注文を聞いたり、料理を運んだりしました。料理を間違えないように、どのテーブルに運ぶか何度も確かめたり、客に聞いたりしました。働いた女性は「楽しかったです」と話していました。
日本では、認知症のお年寄りは2025年に700万人になると言われています。このイベントを開いた団体は「みんながやさしい気持ちで『認知症になったら間違えることもありますね』と思う社会にしたいです」と言っています。