米アメリカのホワイトハウスで、
安全保障政策を
担当するボルトン
大統領補佐官は
今週、
日本と
韓国を
歴訪します。
日本での
滞在中は、
対立が
深まっている
日韓関係や
緊張が
続くイラン
情勢をめぐり、
アメリカが、ホルムズ
海峡の
安全確保のために
検討している
有志連合の
構想などについて、
意見を
交わすとみられます。
アメリカホワイトハウスの
NSC=
国家安全保障会議のマーキー
報道官は20
日、ツイッターでボルトン
大統領補佐官が
日本と
韓国を
歴訪するため、アメリカを
出発したと
明らかにしました。
ボルトン補佐官は、日本での滞在中、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題や、日本の輸出規制などで悪化している日韓関係をはじめ、緊張が続くイラン情勢などについて日本側と意見を交わすものとみられます。
日韓関係については、アメリカのトランプ大統領が両国の緊張緩和に向けた仲介に意欲を示していて、ボルトン補佐官としても、日米韓3か国の連携を重視する立場から日韓双方に対話による問題の解決を促すねらいがあります。
また、対イラン強硬派として知られるボルトン補佐官は、中東のホルムズ海峡の安全確保のため、アメリカが検討している有志連合の構想などについても説明し、日本に参加を呼びかける可能性もあります。