記事後半では49の代表校全てを紹介しています。
愛媛は聖カタリナ学園 夏の甲子園初出場
ことしの夏の全国高校野球は、8月1日に開場100周年を迎える甲子園球場で行われます。
30日は愛媛大会の決勝が行われ、聖カタリナ学園が西条高校に7対6で勝って、初めての夏の甲子園出場を決めました。
初出場は5校 春夏連続出場は9校
これで49のすべての代表校が出そろいました。
▽聖カタリナ学園に加え
▽南北海道の札幌日大
▽宮城の聖和学園
▽栃木の石橋
▽新潟産業大付属
▽センバツで優勝し、史上8校目の春夏連覇を目指す群馬の高崎健康福祉大高崎
▽青森山田
▽東東京の関東第一
▽京都国際
▽大阪桐蔭
▽兵庫の報徳学園
▽広島の広陵
▽大分の明豊
▽鹿児島の神村学園
今大会の代表校のうち、です。
9回目の出場です。
また秋田の金足農業は、準優勝した2018年の大会以来6年ぶりの出場です。快進撃をした当時のチームは、現在、プロ野球のオリックスに所属する吉田輝星投手がエースでした。ことしは弟の吉田大輝投手がエースを務めていて注目を集めそうです。
夏の全国高校野球は、8月4日に組み合わせ抽せんが行われ、7日に開幕します。
西東京 早稲田実 100年前の大会も出場
ことしの夏の全国高校野球には100年前に初めて甲子園球場で開かれた当時の全国中等学校野球に出場した早稲田実業も代表となりました。
夏の全国高校野球の第1回大会は当時の全国中等学校野球で、1915年に大阪の「豊中グラウンド」で行われました。第3回大会からは競馬場のなかにつくられたグラウンドで行われましたが、年々人気が高まり観客が客席からあふれ出すまでになり、より大きな球場が新たに必要となり建設されたのが甲子園球場でした。
そして100年前の1924年8月1日に「甲子園大運動場」として開場し8月13日から全国中等学校野球の第10回大会が開催されました。この大会には、優勝した広島商業や早稲田実業など合わせて19校が出場しました。
開場100周年を迎える甲子園球場で行われることしの大会には西東京の早稲田実業が9年ぶりに出場します。100年前に先輩たちがプレーし、のちに野球をする人たちの憧れの場所となった甲子園球場の舞台を踏むことになります。
《49の代表校一覧》
◇北海道
【北北海道】。
白樺学園 9年ぶり4回目。
【南北海道】。
札幌日大 初出場。
◇東北
【青森】。
青森山田 7年ぶり12回目春夏連続出場。
【岩手】。
花巻東 2年連続12回目。
【秋田】。
金足農 6年ぶり7回目。
【山形】。
鶴岡東 2年ぶり8回目。
【宮城】。
聖和学園 春夏通じて初出場。
【福島】。
聖光学院 3年連続19回目。
◇関東
【茨城】。
霞ヶ浦 5年ぶり3回目。
【栃木】。
石橋 初出場。
【群馬】。
高崎健康福祉大高崎 9年ぶり4回目春夏連続出場。
【埼玉】。
花咲徳栄 5年ぶり8回目。
【千葉】。
木更津総合 6年ぶり8回目。
【東東京】。
関東第一 5年ぶり9回目春夏連続出場。
【西東京】。
早稲田実 9年ぶり30回目。
【神奈川】。
東海大相模 5年ぶり12回目。
◇北信越
【新潟】。
新潟産業大付 春夏通じて初出場。
【長野】。
長野日大 15年ぶり2回目。
【山梨】。
日本航空 3年ぶり7回目。
【富山】。
富山商 2年連続18回目。
【石川】。
小松大谷 3年ぶり3回目。
【福井】。
北陸 2年連続5回目。
◇東海
【静岡】。
掛川西 26年ぶり6回目。
【愛知】。
中京大中京 7年ぶり29回目。
【岐阜】。
岐阜城北 9年ぶり4回目。
【三重】。
菰野 16年ぶり3回目。
◇近畿
【滋賀】。
滋賀学園 15年ぶり2回目。
【京都】。
京都国際 2年ぶり3回目春夏連続出場。
【大阪】。
大阪桐蔭 2年ぶり13回目春夏連続出場。
【兵庫】。
報徳学園 6年ぶり16回目春夏連続出場。
【奈良】。
智弁学園 2年連続22回目。
【和歌山】。
智弁和歌山 2年ぶり27回目。
◇中国
【岡山】。
岡山学芸館 5年ぶり3回目。
【広島】。
広陵 2年連続25回目春夏連続出場。
【鳥取】。
鳥取城北 6年ぶり6回目。
【島根】。
大社 32年ぶり9回目。
【山口】
南陽工 14年ぶり4回目。
◇四国
【香川】
英明 2年連続4回目。
【徳島】
鳴門渦潮 7年ぶり8回目。
【愛媛】
聖カタリナ学園 初出場。
【高知】
明徳義塾 2年ぶり23回目。
◇九州・沖縄
【福岡】。
西日本短大付 3年ぶり7回目。
【佐賀】。
有田工 2年ぶり3回目。
【長崎】。
創成館 2年連続4回目。
【熊本】。
熊本工 3年ぶり23回目。
【大分】。
明豊 4年連続10回目春夏連続出場。
【宮崎】。
宮崎商 3年ぶり6回目。
【鹿児島】。
神村学園 2年連続7回目春夏連続出場。
【沖縄】。
興南 2年ぶり14回目。