スイスのジュネーブで行っている国連の会議に、沖縄県の玉城知事が出席しました。日本の時間で19日、玉城知事は「沖縄県にはアメリカ軍の基地が集まっています。平和が壊れてしまう心配があることを世界の人に知ってほしいです」と話しました。
日本の政府は、アメリカ軍の普天間基地を名護市辺野古に移す工事をしています。この工事について玉城知事は「2019年に沖縄県の人に意見を聞く投票がありました。反対の意見が多かったのに、政府は大切な海を埋めて、新しい基地を作っています」と話しました。
玉城知事の話について日本政府の代表は「この工事を進めることだけが、普天間基地の近くに住む人たちの危険をなくす方法だと考えています」と話しました。