今月19
日、
鹿児島市で
高校のサッカー
部員30
人を
乗せた
貸し切りバスが
横転し10
人がけがをした
事故で、
警察は23
日、バスを
運行していた
市内のバス
会社の
捜索に
入りました。
過失運転傷害の
疑いも
視野に
捜査するとともに、
会社の
安全管理体制に
問題がなかったか
調べています。
今月19日、鹿児島市春山町の県道で霧島市の県立国分高校のサッカー部員30人を乗せた貸し切りバスが横転し、部員10人がけがをしました。
この事故で、警察は、23日午前9時ごろからバスを運行していた鹿児島市石谷町のバス会社「九州みやび観光」に捜索に入りました。
「九州みやび観光」によりますと、当時、62歳の運転手は高校から日置市にあるサッカー場に向かう途中、道を間違えて狭い道に迷い込み、雨でぬかるんだ路肩にタイヤを滑らせて横転したと話しているということで、警察は過失運転傷害の疑いも視野に捜査するとともに、安全管理体制に問題がなかったか調べています。
また、国土交通省九州運輸局も23日午前、道路運送法に基づく立ち入り監査に入り、運転手の勤務管理や健康状態の把握が適切に行われていたかなど、バス会社の関係者から聞き取りを行っています。