25日午後11時半ごろ、宮古島市城辺新城の住宅から火が見えると近所の人から消防に通報がありました。
火はおよそ3時間後に消し止められましたが、鉄筋コンクリート平屋建ての母屋と木造平屋建ての離れが全焼し、母屋の焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この住宅には62歳のパート従業員の男性と母親とみられる80代の女性、それに40代の息子2人が暮らしていて、このうち女性と息子のあわせて2人と連絡が取れなくなっているということです。
警察が身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べることにしています。
近くに住む男性「はじける音や爆発音が聞こえた」
近くに住む男性は「家から出てみたら炎が見えたので、これは大変だと思った。真っ黒な煙があがっていた。現場に来てみたら消防が窓を割ったり放水したりしていて、はじける音や爆発音が聞こえた。警察官から離れてくださいと言われたので、その後のことは分からないが、このあたりで住宅が火事になることはあまり記憶がなく驚いた」と話していました。