イタリアのANSA
通信によりますと、イタリア
北部のベネチアで3
日夜、
高架橋の
上を
走っていた
バスが、
およそ10
メートル下に
転落しました。ANSA
通信は、
この事故で
子ども2
人を
含む21
人が
死亡し、18
人がけがをしたと
伝えています。
バスはキャンプ場の利用者を運ぶためのもので、事故当時およそ40人を乗せていて、死亡した乗客のなかには、ウクライナ人5人と、ドイツ人1人がいるということです。
イタリアの首都ローマにある日本大使館によりますと、これまでのところ、この事故に日本人が巻き込まれたという情報は入っていないということです。
バスは、高架橋のガードレールを突き破る形でおよそ10メートル下に転落し炎上したということで、警察は事故の原因を詳しく調べています。
今回の事故を受けてイタリアのメローニ首相は3日「犠牲者の方々と、その家族や友人の皆さんに、心よりお悔やみ申し上げる」とする声明を発表し、地元当局と連携して対応にあたる考えを強調しました。