中国の不動産大手「恒大集団」の経営悪化を受け、香港の株式市場は一時、大幅に値下がりしました。
20日、香港の株式市場全体の値動きを示す「ハンセン指数」は、一日で3.3%下落し、今年の最安値となりました。
経営破綻の危機を迎えている中国の不動産大手「恒大集団」に対する懸念から不動産や金融を中心に大幅に値下がりしました。
21日の香港市場も下落で始まったものの買戻しの動きもあり小幅な値動きが続いています。
香港メディアは「大きな資本により土地を買い占め不動産の価格を釣り上げてきた不動産会社が手痛い代償を払うことになった」「中国政府は恒大集団に対して寛容ではない」と報じています。