厚生労働省によると、新型コロナウイルスがうつった人が増えています。前の1週間の1.39倍になって、10週間続けて増えています。沖縄や九州で特に多くなっています。病気がひどくなって、入院する人も増えています。
専門家は「夏は冷房を使うため、窓を開けることが少なくて、ウイルスがうつりやすい季節です。今広がっている『KP.3』というウイルスは、とてもうつりやすいと言われています。新型コロナウイルスがうつった人が増えている原因の1つは、『KP.3』だと考えています」と言っています。
厚生労働省は「夏休みは旅行などに出かける人が多くなります。マスクをしたり、手を洗ったりして、うつらないように気をつけてください。窓などを開けて部屋に新しい空気を入れることも大切です」と話しています。