米国のバイデン大統領は10日、動画アプリ「TikTok(ティックトック)」や対話アプリ「微信(ウィーチャット)」など中国発のアプリの利用禁止を取り消す大統領令に署名しました。
ホワイトハウスの声明によれば、今回の大統領令は米国人の個人データを保護することが目的。商務省に対しては、外国の敵対する軍隊や情報活動を支持する人物や、悪意あるサイバー活動に関与している人物、あるいは、機微に触れる個人データを収集するアプリに関与している人物によって、保有、支配あるいは管理されているアプリに関連した潜在的な国家安全保障のリスクを評価するための基準の設定を求めました。