大手電力会社で作る電気事業連合会は厳しい寒さによって電力の需給が逼迫しているとして、全国的に節電の協力を呼び掛けました。
厳しい寒さの影響で西日本を中心に暖房用の電力の需要が高まり、供給力に対する需要の割合を示す「使用率」は九州電力管内で97%、中国電力管内で98%まで上昇しました。
しかし、今後も寒さが続くことが予想されるうえ、3連休明けの12日は全国的に悪天候が見込まれ、需給がさらに悪化する可能性があるとしています。
電気事業連合会は暖房などの利用は続けながらも、日常生活に支障のない範囲で電気を効率的に使うよう節電の協力を呼び掛けました。