愛知県飛島村の三菱重工の工場で公開されたのはH3ロケットのエンジンなどを搭載した「コア機体」です。
H3ロケットは全長約60メートルと現在の主力機のH2Aロケットよりも大きくなっていますが、製造の際に手作業を減らしたり自動車の部品を利用するなどして打ち上げにかかる費用を半額の約50億円に抑えています。
海外の衛星打ち上げ受注を意識して、国名表記をH2Aの「NIPPON」から「JAPAN」に変更しました。
機体は鹿児島県の「種子島宇宙センター」で組み立てられ、来年度の打ち上げを目指しています。