北九州市のファストフード
店で
中学生2
人が
殺傷された
事件で、
男子生徒に対する殺人未遂の
疑いで
逮捕された
容疑者は、
店内に
入って
先に
男子生徒を
背後から
刺し、
その後、
隣にいた
女子生徒を
前から
刺したとみられることが
捜査関係者への
取材でわかりました。
警察は
店に
居合わせた
中学生が
襲われたとみて、
女子生徒に対する殺人容疑でも
捜査を
進めています。
先月14日の夜、北九州市小倉南区のファストフード店で、塾帰りで店に立ち寄った中学3年で15歳の女子生徒が刃物で刺されて死亡し一緒にいた男子生徒が負傷した事件では、近くに住む無職、平原政徳容疑者(43)が男子生徒に対する殺人未遂の疑いで逮捕されました。
これまでの捜査で、容疑者は店に入ってから30秒足らずの間にレジの前に並んでいた2人を無言で1回ずつ刺したとみられていますが、その後の捜査で、容疑者は先に男子生徒を背後から刺し、その後、女子生徒を前から刺したとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。
捜査関係者によりますと、事件に使われたものと特徴の似ているナイフは刃渡りが10センチほどで、容疑者の黒い車から血の付いた状態で押収されたということです。
男子生徒は「容疑者とは面識はない」と話していることなどから、警察は店に居合わせた2人が襲われたとみて、女子生徒に対する殺人の容疑でも捜査を進めています。