これはウクライナ軍が先月20日に傍受したものだということです。
無線では、北朝鮮軍の兵士とされる人物が「われわれの同志の遺体の収容には時間がさらにかかりそうだ。私は、早朝に兵士を集めて遺体を収容しに出かけるつもりだが、どう思うか」と話しています。
KBSは、北朝鮮軍は戦闘で死傷者が相次ぎ、周辺が暗い間に身を隠しながら遺体を収容しなければならない状況だとみられるとしています。
その上で「ロシアの北朝鮮軍への作戦支援がうまくいっていないことを示唆している」とする専門家の分析を伝えています。
クルスク州の北朝鮮の兵士をめぐって、ウクライナのゼレンスキー大統領は5日に公開されたインタビューで、これまでに3800人が死傷したとの見方を示しています。