みずほフィナンシャルグループは、
週末に
ATMを
止めて
行ってきた
システムの
移行作業が
進んできたことから、
夜間や
土日でも
ほかの
金融機関への
振り込みが
直ちにできる全国銀行協会のシステムに、
早ければ
夏までに
接続する
方針です。みずほは、
去年6月以降、
週末に
ATM=
現金自動預け
払い
機を
止め、
傘下の
銀行と
信託銀行の
システムを
刷新して
一本化する
作業を
進めてきました。
9回に分けた移行作業のうち、8回目が先週末から12日朝にかけて終わり、これで、作業はことし7月中旬に予定される1回を残すだけになりました。
これまで目立ったトラブルなく作業が進んで来たことから、みずほは顧客の利便性を高めるため、早ければ夏までに金融機関どうしの振り込みが夜間や土日、祝日でも直ちにできる全国銀行協会のシステムに接続する方針です。
みずほの新しいシステムの開発には4000億円余りが投じられていて、移行作業が終わったあとは、巨額の投資を顧客サービスの向上や業務の効率化にどれだけ結び付けられるかが問われることになります。