インド北部のヒマラヤ山脈で建設中のトンネルが崩落し、10日前から閉じ込められている作業員の映像が、初めて外部に届きました。
トンネルは12日に崩壊し、数十人の作業員が閉じ込められました。当局の救出活動は試行錯誤が続いています。
20日夜になって、内部へ通じる長さ53メートルのパイプを挿入する作業が完了しました。初めて温かい食事が届けられ、水や医薬品、酸素も送り込まれました。
パイプを通してビデオカメラの受け渡しも可能になりました。映像には、大きな洞窟の中に立つヘルメット姿の作業員らが映っています。