新潟県関川村では昔から、米を取ったあとのわらで、いろいろな物を作っています。その中の1つが「猫ちぐら」です。ちぐらは赤ちゃんを入れる「ゆりかご」という意味で、猫ちぐらは「猫の家」です。部屋の飾りにもなるので、人気があります。
村の観光情報センターでは、猫ちぐらを作っているところを見ることができます。作っている人たちは、いい形になるように、手で丁寧にわらを編みます。
センターに来た人たちは、昔から続いている技術や、できた物を近くで見て、楽しんでいました。できたばかりの猫ちぐらを買った人は「家に帰って、喜ぶ猫を見るのが楽しみです」と話しました。
作っている女性は「23人の仲間と、1年に1000個ぐらい作ります。これから寒くなって、忙しくなりそうです」と話しました。