真実と事実をめぐる問題が話題を独占し続ける中で、オンライン英語辞典のメリアム・ウェブスターが今年の単語に「authentic(オーセンティック)」を選びました。
同辞典によると、authenticは数年前から検索回数が増えていたが、2023年は「AI(人工知能)、セレブ文化、アイデンティティ、SNSに関する記事や話題」の影響で、検索回数が大幅に増えました。
検索回数がこれほど多いのは、「虚偽や模倣ではない」「自分自身の個性、精神、性格に対して忠実」など複数の意味があるためだと同辞典は解説します。
レイニー・ウィルソン、サム・スミス、テイラー・スウィフトといった有名人も、この言葉を好んで使用します。いずれも今年、自分の「本物の声」「本物の自分」を追求するという発言が話題になりました。