スペイン・マドリードで1日、ヘリコプターが高速道路の中央分離帯に墜落し、走行していた車の運転手を含む3人がけがをしました。
地元メディアによりますと、マドリードで1日午前10時20分ごろ、ヘリコプターが高速道路の中央分離帯に墜落しました。
この事故でヘリに乗っていた2人が重軽傷を負いました。
また、当時高速道路を走行していた車にヘリの機体の一部が衝突し、割れたガラスによって運転手が軽傷です。
現場近くの施設では前日まで、ヨーロッパ最大級のヘリコプターの見本市が開かれていて、事故を起こした機体はこの施設から離陸した後に事故を起こしたとみられます。
地元のマドリード市長は「パイロットの技能により、大きな悲劇は防げた。中央分離帯に不時着したので、現場を通過していた何千台もの車には実質的に影響がなかった」と話しています。