ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(86)が、職務が果たせなくなった場合に備えて、辞表にすでに署名していることがわかりました。スペイン紙のインタビューで明らかにしました。
スペイン紙ABCが18日に報じました。同紙が、フランシスコ教皇に対して、健康問題や事故などによって突然職務を遂行できなくなった場合はどうなるのかについて質問したところ、署名済みの辞表を用意してあると明らかにしました。
フランシスコ教皇は、辞表に署名してベルトーネ氏に預けたとしましたが、その辞表をベルトーネ氏が誰に渡したのかは分からないと述べました。教皇によれば、辞表の存在を公にしたのは今回が初めてです。