ウクライナ
東部ドネツク
州に
あるソレダールでは、ウクライナ
側の
拠点・バフムトの
掌握を
目指すロシア
軍とウクライナ
軍の
間で
激しい
攻防が
続いています。
ロイター通信はソレダールを上空から撮影した映像を配信しました。
映像では数人の兵士が壁や屋根が破壊された建物からけが人を運び出し、赤十字マークがつけられた軍用車両に乗せる様子が撮影されています。戦車はその後、多くの建物が破壊された街なかを走り抜けていて、途中、軍用車両の行く手で爆発が起きる様子も写っています。
ロイター通信はこの映像について撮影日は確認できていないとしています。
ソレダールを巡っては、ロシア側が民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員を多数投入して突破を図り親ロシア派の指導者が掌握を主張しています。
ウクライナのマリャル国防次官は12日の記者会見で「厳しい状況だがウクライナ軍は必死に戦っている。敵は多くの犠牲者を出している。ソレダール郊外ではロシア側の遺体があちこちにある。ロシアは自国民を何千人も殺りくに追いやっているがわれわれは持ちこたえている」と述べ、依然として激しい攻防が続いているとしています。
ロシア有力紙「大規模な攻撃の前夜を意味する」
ロシアの
新聞各紙は、
軍事侵攻の
指揮を
執る新たな
総司令官にゲラシモフ
参謀総長が
任命されたことを
大きく
取り上げていて、
このうち有力紙の「
独立新聞」は
陸軍や
航空宇宙軍のトップなど3
人がウクライナでの
軍事作戦の
副司令官に
就いたことも
指摘しながら「
全軍が
作戦に
深く
関与することになり、ウクライナへの
大規模な
攻撃の
前夜を
意味するだろう」という
見方を
伝えています。
また、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は「ロシア軍の指揮統制を改善し作戦を強化する必要に迫られたものだ。プーチン政権が長期戦に臨む考えがあることを示すねらいもあるだろう」と分析しています。
ロシア 軍事侵攻の新たな総司令官にゲラシモフ参謀総長を任命
ロシア
国防省はショイグ
国防相が、
軍事侵攻の
指揮を
執る新たな
総司令官にゲラシモフ
参謀総長を
任命したと11
日、
発表しました。
去年10月から総司令官だったスロビキン氏は、副司令官になるとともに、別の2人も副司令官に任命されました。
ロシアで軍の制服組トップの参謀総長がみずから指揮を執るのは異例で、国防省は「遂行すべき任務の範囲が拡大したことに対応し、部隊間の緊密な協力や補給物資の質の向上などを進めるためだ」と説明しています。
軍事侵攻をめぐり、ロシア軍と民間軍事会社「ワグネル」などとの間であつれきが伝えられる中、プーチン政権としては、指揮命令系統を明確にして部隊の統制を図るねらいもあるとみられます。
またウクライナ側は、ロシア軍が態勢を整え、ことしの早い時期に首都 キーウなどへ再び大規模な攻撃を仕掛けてくるのではないかと警戒を強めています。
英国防省「ロシアが直面している状況の深刻さが増している」
ロシアによるウクライナへの
軍事侵攻を
指揮する
新たな
総司令官に、
軍の
制服組トップのゲラシモフ
参謀総長が
任命されたことについて、イギリス
国防省は11
日の
分析で「ロシアが
直面している
状況の
深刻さが
増していることを
表している。
作戦がロシアにとっての
戦略的な
目標に
至っていないことを
明確に
認めたものだ」という
見方を
示しました。
また「ロシアの軍事ジャーナリストなどは、軍事侵攻におけるロシア軍の遂行能力の低さをゲラシモフ参謀総長の責任だと非難してきた」と指摘したうえで「今回の動きはこうした人たちに極めて不愉快な思いで迎えられるだろう」として、軍幹部への新たな批判が生じる可能性を示唆しています。
日米「2プラス2」 ウクライナへの支援継続で一致
日米の
外務・
防衛の
閣僚協議、
いわゆる「2プラス2」が
アメリカ・ワシントンでおこなわれました。
このなかで、ロシアによるウクライナへの侵攻については、国際秩序の根幹を揺るがすものだという認識を改めて共有し、ウクライナへの強力な支援を継続していくことで一致しました。
会議後に発表された成果文書ではロシアによるウクライナ侵攻をめぐって「残虐でいわれのない不当な戦争だ」と強く非難した上で、日本周辺でのロシアと中国による合同軍事演習などへの懸念を示しています。
東部ソレダールをロシア軍が攻撃
ロシア
軍は、ウクライナ
東部ドネツク
州でウクライナ
側の
拠点の
一つ、バフムトを
掌握しようと、
近郊の
町ソレダールに
多くの
戦闘員を
投入して
突破を
図り、
地元の
親ロシア
派はロシア
メディアに
町全体を
掌握したと
主張しました。
これに対して、ウクライナのゼレンスキー大統領は11日「テロ国家は、ほぼ破壊した町の一部をもって戦果のように装っている」とロシアを非難した上で、依然として激しい攻防が続いているという認識を示しました。
プーチン大統領 政府の会議で副首相を強く叱責
ロシアのプーチン
大統領は11
日、ことし
最初と
なる政府の
会議で
軍用機を
含む航空機関連の
調達が
遅れているとして、
産業貿易相を
兼務するマントゥロフ
副首相を
強く
叱責する
一幕がありました。
プーチン大統領は、作業は予定どおりだなどと繰り返すマントゥロフ副首相に対して「時間がかかりすぎだ」と語気を強め「ことしの受注すらない企業もある。何をふざけたことを言っているのか」と不満をあらわにしました。
さらにマントゥロフ副首相が、3か月以内に完了すると答えると「われわれが置かれている状況を理解していないのではないか。1か月以内に終わらせよ」と指示し、「できるかぎりではなく、やり遂げなさい」とたたみかけました。
ゼレンスキー大統領 ベラルーシとの国境防衛に備える考え強調
ウクライナのゼレンスキー
大統領は、11
日、
西部リビウ
州で、ウクライナの
北側で
隣接するベラルーシとの
国境の
治安情勢などについての
会議を
開き、
国境防衛に
備える
考えを
強調しました。
ウクライナ大統領府が公開した写真では、会議には軍や国境警備の関係者が参加したとみられ、ゼレンスキー大統領は、国境の防衛強化や周辺地域の治安対策について報告を受けたということです。
ロシア軍は、去年2月のウクライナへの侵攻当初、同盟関係にあるベラルーシからも地上部隊を進軍させ、ウクライナなどは、ことし、再びロシア軍がベラルーシから首都キーウなどへ大規模な攻撃を仕掛けてくるのではないかと警戒を強めています。
またベラルーシの国防省によりますとロシアとベラルーシの空軍は今月16日から来月1日まで合同演習を実施するということです。
ゼレンスキー大統領は、会議の中でベラルーシの国境では、強力な部隊は確認できないとした上で「準備しなければならない」と述べ、国境防衛に備える考えを強調しました。
神戸 トレーラーかご落下 別の従業員が“作業の邪魔で載せた”
4月、神戸市の市道で大型トレーラーのコンテナの上から重さおよそ900キロの鉄製のかごが落下し、ぶつかった歩行者が重体となっている事故で、事故の前日、運転手が勤める会社で別の従業員がフォークリフトを使ってかごをコンテナの上に載せていたことが捜査関係者への取材で分かりました。この従業員は「作業の邪魔だったので載せた」と話しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
资源: NHK
Apr 28, 2024 12:04
サッカー男子 イラク戦に向け調整 勝てば8大会連続の五輪出場
サッカー男子のパリオリンピックアジア最終予選で準決勝に進んだ23歳以下の日本代表は27日、勝てば8大会連続のオリンピック出場が決まるイラク戦に向けて調整を行いました。準々決勝で今大会初得点を挙げた細谷真大選手は「いままで得点を待たせてしまったので、これからはフォワードとしてもっとゴールを奪えるようにいい準備をしたい」と意気込みを話しました。
资源: NHK
Apr 28, 2024 08:04
今天免费报纸阅读次数已用完。
请升级您的帐户以无限阅读报纸