4
年に
一度と
なる統一地方選挙の
トップを
切って23
日、9つの
道府県で
知事選挙が
告示され、
午前11
時半までにあわせて32
人が
立候補を
届け出ました。
人口減少が
進む中、
子ども・
子育て政策や、
地域経済の
活性化などを
争点に17
日間の
選挙戦がスタートしました。
4年に一度の統一地方選挙は23日、前半戦のトップを切って、9つの道府県で知事選挙が告示されました。
立候補の受け付けは各地の選挙管理委員会で午前8時半から行われていて、NHKのまとめでは、午前11時半までに北海道で4人、大阪で6人、奈良で5人など、あわせて32人が立候補しました。
内訳を見ますと、▽現職が8人、▽新人が24人、また▽女性の候補者は7人となっています。
このうち、北海道は、今回唯一、与野党が全面的に対決する構図となっています。
奈良と徳島は自民党内の支持が分かれる「保守分裂」の選挙となる公算で、このうち奈良は日本維新の会の候補や共産党の推薦候補も加わり、激しい戦いとなる見通しです。
また徳島は現職に、2人の元国会議員と共産党の新人が挑む構図となっています。
大阪は、新型コロナ対策などこれまでの大阪府政の評価に加え、教育・子育ての支援策やカジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致をめぐって大阪維新の会とほかの党などの候補が争う見通しです。
大分は自民・公明両党が支援する元大分市長と、4年前の参議院選挙で野党が共闘して当選した元参議院議員の争いとなる見通しです。
届け出を済ませた候補者や各党の幹部は街頭演説を行うなど、さっそく有権者に支持を呼びかけ、17日間の選挙戦に入りました。
選挙戦では、人口減少が進む中、子ども・子育て政策や、地域経済の活性化などを争点に論戦が交わされる見通しです。
統一地方選挙の前半は、今月26日に6つの政令指定都市の市長選挙、31日に41の道府県議会議員選挙と17の政令指定都市の市議会議員選挙もそれぞれ告示され、知事選挙とともに来月9日に投票が行われます。
また、それ以外の市区町村長や議員の選挙、それに衆参5つの補欠選挙は来月23日に投票が行われます。