花見を、コロナ
禍で
減少した
社員どうしや
取引先との
交流の
場として
活用してもらおうと
費用を
確保して
開催を
呼びかける会社もあります。
女性向け雑貨などのECサイトを運営する都内の会社では、コロナ禍でリモートワークが増えたほか、取引先との対面の仕事も減っていたということです。
そこで、この会社では、花見を交流の場として活用してほしいと「花見手当」と称して開催の費用を確保することにしました。
物価が上昇する中で社員の負担を軽減させたいという思いもあるということです。
24日は昼休みに社員など7人が近くの公園で花見を行い、満開のサクラのもと、写真を撮影したり会話に花を咲かせたりしていました。
飲食代などは「花見手当」から出したということで、今後は、花見をする社員旅行なども計画したいとしています。
参加した30代の社員は「直接みんなと話せてプライベートや近況を知ることができてすごい楽しかったですし、距離が近くなった気もしてこれから仕事を頑張れそうです」と話していました。
ECサイト運営会社「rainboww」の朱静儀社長は「社員が気軽にコミュニケーションをとれるようにと思い、女性が多い会社なので昼に開催しました。みんなの笑顔が見られてよかったです」と話していました。
AIを活用して混雑状況を分析、発信する動きも
多くの
人が
訪れる桜の
名所では、
新型コロナの
感染を
懸念する
人も
予想されるとして、AI=
人工知能などを
活用して
混雑状況を
分析し、
発信する
動きも
出ています。
都内の桜の名所の1つ、千鳥ヶ淵緑道とその周辺では、「千代田のさくらまつり」が4年ぶりに開催されていて、12日間でおよそ100万人とコロナ前に近い水準の来場が見込まれています。
ただ、多くの人が集まるためコロナへの感染を懸念する人も予想されるとして、千代田区観光協会では、ことしから会場にAI=人工知能を搭載したカメラを設置し、混雑状況を分析して発信することにしました。
カメラが通り過ぎる人を認識して人数のデータを集計し、3つの地点の混雑状況をそれぞれ4段階にわけて、観光協会のホームページで伝えます。
来場者がこれを参考にすることで特定の場所への集中が避けられれば、感染対策につながるほか、去年、韓国で起きたような雑踏事故の防止にも役立つのではないかということです。
また、カメラでは、来場者が同じ場所にとどまる時間も分析していて、滞留が起きやすいポイントを把握し、今後の警備体制にも反映させたいということです。
千代田区観光協会の山崎真理事務局次長は「皆さんが安心してお花見ができるよう、AIのカメラの使用を決めました。ホームページ上で混雑の状況をみて、すいている場所に来ていただいたり、訪れる日をずらしていただければと思います」と話していました。
放置ごみ対策に“繰り返し使えるカップ”
都内の
桜の
名所では、コロナ
禍からの
人出の
回復で
放置ごみの
増加が
見込まれるとして、
繰り返し
使えるカップで
飲み物を
提供する
取り組みが
始まっています。
東京の目黒川沿いは、コロナ前は花見期間中、およそ300万人が訪れる一方、周辺に放置されるごみの量は7万トン余りに上っていたということです。
ことしは人出の回復に伴って放置ごみの増加が見込まれていて、街作り活動に取り組む団体では、期間中、キッチンカーなどが集まる川沿いの広場で、使い捨てのカップに替えて、繰り返し使えるカップで提供する取り組みを始めました。
カップの放置を防ぐために受け取るときに500円を預け、最後に返却する際に500円が戻ってくる仕組みになっています。
また、広場以外でも、取り組みに協力する飲食店でこのカップを使うと、割り引きが受けられる特典もあるということです。
カップを利用した20代の女性は「きれいな桜を見て、ごみを出さないことに貢献していると思うと気分もいいです」と話していました。
「ナカメエリアマネジメント」の大塚剛事務局長は「にぎわいが戻りうれしい反面、ごみが出て、まちが汚れるのは課題で、取り組みを行うことで、放置ごみの問題を防ぎたいと考えています。ごみを出さないという意識の上で、桜を楽しめるまちになってほしいです」と話していました。
震度7と誤発表の原因 “7時間前の震度7と一連の地震” と処理
能登半島地震が起きた元日の夜遅くに、気象庁が誤って石川県で震度7の揺れを観測したと発表したことについて、気象庁が原因を調べた結果、システムに不備があり、この時の地震とおよそ7時間前の震度7の地震を「立て続けに起きた一連の地震」として誤って処理していたことが気象庁への取材で分かりました。
Source: NHK
Mar 29, 2024 09:03
政府 シェルターの整備方針決定 沖縄の5市町村に新施設
有事に備え、政府は、住民を守るシェルターの整備方針を決めました。沖縄の5つの市町村に堅ろうな構造の新たな施設を作るほか、全国に5万か所以上ある一時的な避難施設もシェルターと位置づけ、設備の拡充を検討するとしています。
Source: NHK
Mar 29, 2024 09:03
石川 市外避難の園児保護者“輪島や珠洲で保育を” 市が対応へ
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市と珠洲市が市外に避難している園児の保護者に調査したところ、新年度の来月以降、輪島市で7割以上、珠洲市で6割近くの保護者が、市内に戻り保育施設に通わせたい意向を示したことが分かりました。保育士が不足している施設もあり、市が対応を始めています。
Source: NHK
Mar 29, 2024 04:03
「子ども・子育て支援金」であなたの負担はどうなる?
加入者1人あたり平均月350円~600円。子どもなど扶養されている人を除いた「被保険者」で試算すると最も高い場合は950円。少子化対策の一環として、政府が公的医療保険を通じて集める「子ども・子育て支援金制度」。医療保険の種類ごとの「支援金額」の試算が初めて公表された。一方、政府は支援金による「実質的な負担はゼロ」と説明する。与野党双方から「わかりにくい説明だ」という声が上がっているが、本当に新たな負担にはならないのだろうか。(三藤紫乃、高橋太一、鹿野耕平)
Source: NHK
Mar 29, 2024 04:03
「嫡出推定」の制度 4月1日から変更へ “周知図る”小泉法相
妊娠や出産の時期によって父親を推定している「嫡出推定」の制度が来月1日から変わり、再婚している場合は、離婚から300日以内に生まれた子どもでも、今の夫の子と推定されることになります。小泉法務大臣は、新しい制度のもとで子どもを不安なく育ててほしいとして周知を図っていく考えを示しました。
Source: NHK
Mar 29, 2024 04:03
小林製薬「紅麹」問題 死亡判明は5人に 会社は午後会見へ
「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、会社は新たに1人について亡くなる前に「紅麹コレステヘルプ」を摂取していたと遺族から連絡があったことを発表しました。これで製品を摂取した後に死亡したことが分かった人は5人となり、会社は29日午後、記者会見を開くことにしています。※記事後半に「回収対象」となっている製品の一覧表をまとめています。
Source: NHK
Mar 29, 2024 04:03
賭け屋男性“大谷選手の名前 送金元口座にあると把握”米報道
大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関わっていたとされる問題で、アメリカのメディアは、水原氏と関係があったとされる賭け屋の男性は、大谷選手の名前が送金元の口座にあることを把握し、ほかの賭博の参加者に自慢していたなどとする関係者の話を伝えました。
Source: NHK
Mar 29, 2024 00:03