「安全運転サポートカー」高齢者らが自動で止まる機能を体験 - Easy News

各地かくちで高齢こうれいドライバーによる事故じこが相次あいつぐ中なか、和歌山わかやま県けんかつらぎ町まちのスーパーで、自動じどうブレーキなどの機能きのうを備そなえた「安全あんぜん運転うんてんサポートカー」の試乗しじょう会かいが行おこなわれました。

「安全あんぜん運転うんてんサポートカー」は、前方ぜんぽうの車くるまや人ひとを検知けんちして自動じどうでブレーキがかかる機能きのうやブレーキと間違まちがえてアクセルを強つよく踏み込ふみこんでも、車くるまが急きゅう発進はっしんしないようにする装置そうちなどを備そなえた車くるまで、国くにが普及ふきゅうに取り組とりくんでいます。

かつらぎ町まちのスーパーの駐車ちゅうしゃ場じょうで開ひらかれた試乗しじょう会かいでは、買い物かいものに訪おとずれた人ひとたちがサポートカーの助手じょしゅ席せきに乗のり、10メートルあまり離はなれた場所ばしょに設置せっちされたパネルの直前ちょくぜんで、車くるまが自動じどうで止とまる機能きのうを体験たいけんしました。

60代だいの女性じょせいは「ふだん運転うんてんしていても、人ひとが急きゅうに出でてくる所ところは怖こわいと思おもうときがあります。次つぎに車くるまを買かう際さいは、こうした機能きのうが付ついている車くるまにしたいです」と話はなしていました。

和歌山わかやま県けん警察けいさつ本部ほんぶによりますと、県内けんないでは、ことし1月つきから10月つき末まつまでに、65歳さい以上いじょうの高齢こうれいドライバーが関係かんけいする人身じんしん事故じこが377件けん起おきていて、このうち8件けんがアクセルとブレーキの踏ふみ間違まちがえによる事故じこだということです。