低気圧は6日夜にかけて西日本や東日本の南岸を進むため、東海はこれから6日夜にかけて、関東南部は6日夜遅くにかけて雪や雨が降り、山沿いを中心に大雪となるほか平地でも積もるおそれがあります。
7日昼までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで▽関東南部の山沿いで10センチ平地で5センチ▽静岡県の山沿いで10センチ、平地で3センチと予想されています。
また、東京23区では5センチの積雪が予想されています。
気温が低くなった場合などには予想よりも雪の量が増えるおそれがあります。
関東や東海では6日は日中も気温が上がらず、予想される最高気温は▽東京の都心と横浜市で3度、▽静岡市で6度などと平年を5度から7度ほど下回る厳しい寒さが続く見込みです。
雪は帰宅の時間帯も続くと予想されることから、気象庁は大雪による交通への影響や路面の凍結に十分注意するとともに、着雪による停電にも注意するよう呼びかけています。
スリップ事故などのおそれもあるため、積雪の際は車での不要不急の外出を控えるとともに、運転する場合には必ず冬用タイヤやチェーンを装着するようにしてください。