米ニューヨーク市内で刃物を使った刺傷事件があり、現場に駆けつけた警察官が、ポテトチップスの空袋とテープを使って被害者の応急手当てを行いました。被害者の命が助かったのはこの措置のおかげだったと当局者は話しました。
ニューヨーク市警の警察官ロナルド・ケネディさんは今月7日、ハーレム地区の現場に到着するとすぐ、被害者に駆け寄りました。
市警が公開したボディーカメラの映像の中で、ケネディさんは「今すぐポテトチップスの袋を持ってきてくれ」と指示しています。
近くにいた男性が店に駆け込み、ポテトチップスの袋を持って戻ると、ケネディさんは袋を空にして、テープを取ってくれと頼みました。