アメリカ南部テキサス州で4日、定員の2倍の人数を乗せた車が事故を起こし、少なくとも10人が死亡しました。
アメリカメディアによりますと、4日午後4時すぎ、メキシコ国境に近いマッカレン近郊で、高速道路から迂回路に入ろうとした車が電柱と標識に衝突しました。定員15人の車には30人が乗っていて、運転手を含む少なくとも10人が死亡したほか、残る20人も大けがをしました。運転手を除く29人は不法越境者とみられ、地元当局が事故の経緯を詳しく調べています。
アメリカでは中米諸国からの不法越境者が急増していて、メキシコ国境沿いでは3月にもカリフォルニア州で25人が乗ったSUVが事故を起こし、13人が死亡しています。